限界を超えろ!アニメ映画[REDLINE]
「オレの勝ちだジェーピィィ!」
はい、観ても損をしないアニメ映画ということでね
[REDLINE・レッドライン]を紹介します(ここからはレッドラインはカタカナ表記にします)
この作品にキャッチフレーズを付けるなら
[愛すべき愚か者たちの鎮魂歌]
そんな感じ(テキトー)
感想はテキトーな感じだけどとても熱い映画だよ
変化していく時代の流れに逆らい続ける
不器用で
それでいて
熱い
とても熱い
とてつもなく熱いマシンレース
そんな感じのアニメ映画
物語のおおまかなトコだけ伝えるとすると〜
時は…何年…だろこれ?知らん、まぁフィクションだし
宇宙を移動するという手段が当たり前にある世界
地球人だけじゃなく宇宙人も当たり前にいて共存している世界
簡単に言えば、まぁスターウォーズ的な世界
そんな世界で開催される宇宙最速を決めるレース、その名も
[レッドライン]
そう、タイトルがレースの名前になっている(他にも[ブルーラインレース]とか[イエローラインレース]とかある)
色でレースのランク付けがされていて、レッドラインが1番ランクが高く、レッドラインレースに出場するには他のカラーラインレースで優勝し実績を積みノミネートされる必要がある
そうして勝ち上がった選ばれし者たちが参戦できるのが宇宙最速を決めるレース・レッドラインというわけだ(開催頻度は5年に1度)
まずはレッドラインレースのルールを紹介しておこう
それは
[ルール無用]
そう、なにかにつけて出てくる、ルール設定の最高峰、ルール無用、妨害・武装・ドーピング・赤いカメ・バナナなんでもあり、それがレッドラインのルール
(このルール無用出す作者あちこちにいるけど、縛り作るのが面倒くさくなったわけじゃあないよね?…うん…そんなことはない、と思っておこう)
そんなルール無用の超危険なレースに参戦する命知らずな野郎どもの物語(女子もいるよ)
それが長編アニメーション映画
[レッドライン]
なのだ
これからレッドラインに登場する命知らずな、そして愛すべき馬鹿野郎たちを紹介しておきます
JP(じぇーぴー)=主人公、レーサー。ルール無用のレースで加速装置のみ・武器の不使用にこだわり続ける不器用ナイスガイ。髪型はリーゼントでロックの神様エルビス・プレスリーの25倍くらいありそうなファンキーな髪型をしている(つーかこれモデル絶対エルビスだろ)
レースマシンの名前は[トランザム2000改]
フリスビー(ふりすびー)=JPの親友、メカエンジニア。両手右手っぽい?エイリアン。JPとは親友だがその親友を思うがゆえにアウトローな世界に片足を突っ込んで悩んでいる。いいエンジンができた時のドヤ顔がとてもいい
もぐらオヤジ(もぐらおやじ)=ジャンク屋、面倒見がよく、JPとフリスビーの親代わりみたいな人。酒のみで帽子が苦手、いい親父、4本腕の6足歩行気味のエイリアン
ソノシー・マクラーレン(そのしー・まくらーれん)=レーサーだった父親の影響でレーサーになった女の子。父親からスチームライトペンダント(夢のエネルギーを結晶化したもの)を譲り受けレースに参戦する
レースマシンの名前は[クラブソノシー]
リンチマン(りんちまん)とジョニーボーヤ(じょにーぼーや)=レーサー以外には悪党をとっ捕まえる賞金稼ぎをしたり、レッドライン運営から依頼されて破壊工作なんかもしてるおちゃらけたヒール2人組、レースも2人で1台に乗り参戦する
レースマシンの名前は[リンチカー]
マシンヘッド鉄仁(ましんへっどてつじん)=第4回レッドラインレースで初出場・初優勝してから4大会20年間頂点であり続けるキング・オブ・レッドライン。頂点であり続けるために自らの体をも機械化した変態サイボーグ。サイボーグだが犬好き(だからきっとイイヤツ)。「頂点にいるものは面白いヤツでなければいけない」という信念を掲げレースに参戦する
レースマシンの名前は[ゴッドウィング]
トラヴァ(とらう゛ぁ)とシンカイ(しんかい)=シレーヌみたいな髪型をしてるのがトラヴァで魚をロボチックにした顔をしてるのがシンカイ。2人1組でレッドラインレースに参戦する
レースマシンの名前は[スピードマスター]
ボイボイ(ぼいぼい)とボスボス(ぼすぼす)=スーパーグラス星のアイドル[スーパーボインズ]の二人。天然美女の姉妹。名前の通りボイン、変顔もこなすスーパーアイドル。レッドラインの運営に自分たちの星の王妃が関わっていることもあり2人1組で参戦
レースマシンの名前は[ボインカー]
ゴリライダー(ごりらいだー)=警官。捕まえるためならなんでもアリの警官。「俺はお前らの親じゃねぇ」とか言ってそうな警官レーサー。後述する三木と轟を検挙したときの方法がコンプラアウトなのをマスコミに詰められるが逆切れするマッドポリス。部下と不倫している疑惑があるがこれも逆切れで乗り切る。見た目は青いゴリラ
レースマシンの名前は[ゴリラタンク]
三木(みき)と轟(とどろき)=青く輝く緑の星(まぁ地球のことだね)からリザーバーとして2人1組でレッドラインレースに参戦。ゴリライダーにされた検挙(暴挙)を根に持っており、インタビューで放送禁止用語を清々しく放つ
レースマシンの名前は[セミマル]
レースに絡む人物像はこんな感じ
さて、次はレース会場の紹介をします
ロボワールド
名前の通りロボな星
この星は完全なる独裁国家で武装国家
ロボワールドという星が開催地だがロボワールド政府は納得しておらず、レースを開催するならレッドライン参加者に軍事攻撃も辞さないと宣言している(ロボワールドは軍事機密満載のアンタッチャブルワールドだとロボワールドの大統領自身が発言している)
こんなとこがレッドラインのあれこれです
熱いレースにノリのいい音楽
最初から最後まで熱いアニメ
アニメのことはよく分からんけど、パッケージの裏には
[製作期間7年・作画期間4年・作画枚数10万枚、CG全盛の時代に手描きにこだわった究極のアニメーション映画]
とある
つまりは制作陣も愛すべき愚か者たちというわけだ
デジタルの時代にアナログにこだわり続ける物語
あっという間の102分
ぜひ観てほしい
そんだけ
つづく
ここからはネタバレありの感想になるので気にならない人は読んでもらってかまわないよ
まぁでもネタバレつっても何か謎があるわけじゃあないからな~
車にまったく興味がない人間でも楽しめる
[熱さあり、ユーモアあり、音楽もノリノリ]
の爽快バトルレースもの
ってだけ
声優陣が有名タレントが担当してる
でも
「なんでタレント使うかね?」
みたいな嫌悪感はないので心配無用
三木と轟の
「どッ根性ぉぉぉぉぉぉぉぉ」
がスゲー好き
各レーサーのオリジナルテーマも最高
ま、最後のJPのセリフは「愛してる」よりも「好き」の方が良かったかな~
そんくらいかなぁ